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マウスの歯 完全再生

東京理科大と大塚ホールディングスグループで再生医療向け医薬品を手掛けるオーガンテクノロジーズ等は
共同で、物が噛めるほど硬く、外部刺激も感じる歯の再生にマウスで成功した。

研究グループはマウスの胎児から採った歯胚細胞と呼ぶ歯のもととなる幹細胞を一度バラバラにして2種類に
分けた後、コラーゲン中に高密度に注入。奥歯を抜いた後に歯茎の中の骨に小さな穴を開け、埋め込んだ。
50日後には、かみ合わせができる硬い歯が生えてきた。

研究チームは今後、免疫による拒絶反応を抑えるために、患者自身の歯にある幹細胞の利用を検討していく。

親知らずから「ips細胞」!

抜歯した「親知らず」に含まれる細胞から、新型万能細胞「ips細胞 」をつくることに成功したと、
産業技術総合研究所のチームが発表した。

ips細胞はこれまで、主に皮膚からつくられていた。親知らずは入手しやすい上、
今回ips細胞づくりに使われていた細胞は長期保存も可能。再生医療の研究や、
将来の臨床応用の可能性を広げる成果として注目される。

喫煙による歯抜けの危機!

6805人分のデータから調査

たばこを吸う人は吸わない人に比べて歯周病にかかっている人が多く、失った歯の本数も多いことが
6千人分のデータを分析した厚労省研究班の調査で分かった。歯を失う危険度は、喫煙者は非喫煙者より
男性で2.2倍、女性で1.7倍に及んだ。

虫歯は家族から感染する?

そもそも虫歯の原因は・・・

虫歯は感染症の一種で、原因となる主な細菌はミュータンス菌だ。口の中のミュータンス菌は、
食べかすなどの糖分で増え、酸を出す。その酸が歯のエナメル質を溶かすことで、虫歯が始まる。
ミュータンス菌が家族の口移しで子供に感染。

生まれたての赤ちゃんの口の中にはミュータンス菌はない。ところが、家族が口移しで物を食べさせたり、
同じスプーンを使うことで、感染してしまう。虫歯予防の先進国フィンランドのトゥルク大の調査によると、
口の中のミュータンス菌が多い母親の子供ほど、虫歯の発生率が高かった。

虫歯の予防方法

菌が感染し、定着するのは乳歯の奥歯が生えそろう2~3歳の時期に限られている。このため、
この時期に感染を免れると、虫歯になりにくい歯を維持できるという。

具体的には、
・口で砕いたものを与えない。
・同じスプーンや箸を使わない。
・歯科医に、唾液をチェックしてもらい、ミュータンス菌が多いかどうか調べる。

歯を治すと難聴改善?

歯の治療前と治療後に聴力を比較

難聴の傾向のある人が、歯の治療を受けて噛み合わせを整えると、聴力が回復するケースのあることが、
東京歯科大などの調査で分かった。調査は、東京都港区の歯科医院で治療を受けた患者257人が対象で、
歯の治療前と治療後に聴力を測り、変化を比較した。

噛む習慣と聴力には密接な関係を確認

入れ歯や虫歯の治療などを行い、食べ物を左右の歯で均等に噛むことなどを指導した結果、
約半数の人の聴力が改善した。また、歯の片側だけで食べ物を噛む習慣がある人は、
噛む側の耳の聴力が低下しやすいことも分かった。

理由はまだ不明だが、噛む習慣と聴力には密接な関係がありそうだ。